教育業界にはどんな職種がある?【仕事内容・年収一覧まとめ】

教育業界にはどんな職種がある?【仕事内容・年収一覧まとめ】

この記事では仕事内容や平均年収も交え、教育業界の職種を一覧にまとめて紹介します。

「教育業界にはどんな職種があるんだろう?」
「どれが自分に向いている職種なのかな…」

教育業界に興味はあるものの、実際にどんな職種があるのかがあいまいな人は多いですよね。

仕事内容や平均年収など、職種の幅や詳細を知らないまま目指す職業を選んでは「もっとちゃんと調べておけばよかった…」と後悔しかねません。

そこで本記事では仕事内容や平均年収も交え、教育業界の職種を一覧にまとめて紹介します。自分にあう教育業界の職種を選ぶポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 教育業界の職種は多岐に渡る
  • インターン等に参加すると、自分にあう職種が見つけやすくなる
  • 教育業界の将来性は高い

なお、教育系企業への就業に向け、どのインターンに参加すればいいのかわからない人は「インターン先診断」をお試しください。

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目次

教育業界の職種一覧

さっそく、教育業界の職種を一覧にまとめて紹介します。

スクロールできます
職業名必要な資格 平均年収
幼稚園教論幼稚園教諭免許約522万円
保育士保育士資格約391万円
小学校教論小学校教諭免許状約625万円
中学校教論中学校教諭免許状約640万円
高校教諭高等学校教諭免許状約680万円
大学教員なし約813万円
養護教論養護教諭免許状約652万円
特別支援学校教論小学校・中学校・高等学校または幼稚園の教員の免許状
特別支援学校教諭免許状
約653万円
スクールカウンセラー臨床心理士または精神科医約580万円
塾講師なし約432万円
教育情報化コーディネーターなし約325万円
参考:令和4年度学校教員統計調査

教育現場に出る仕事は、幼稚園教諭や保育士、小学校教諭から大学教員・特別支援学校教論があります。教える生徒の年齢が高くなるほど平均年収が上がる特徴があり、必要資格の取得難易度も高いです。

また、資格が必要ではない仕事は平均年収が低くなっており就職難易度も低い傾向にあります。以降では、上記職業それぞれの特徴を詳しく解説します。

幼稚園教論

仕事内容子どもたちの個性を把握し、子どもの可能性を引き出して成長を促すこと
就業時に求められるスキル子どもの目線に立って考えられる
保護者とのコミュニケーションが密にとれる
就業に必要な資格幼稚園教諭免許
どんな人におすすめか子どもが好きな人
愛情を持って接することができる人
参考:文部科学省「幼稚園教員の資質向上について-自ら学ぶ幼稚園教員のために」

幼稚園教諭とは、満3歳から小学校入学までの子どもを預かり、遊びを通して子どもの成長を促す仕事です。教職課程のある短大・大学・専門学校を卒業し、文部科学省に申請して幼稚園教諭免許を取得できます。

求められるスキルは、子どもの目線に立って考えられ、保護者との円滑なコミュニケーションを取れる人です。日頃からのマメさや、丁寧さが顕著に現れます。

子どもが好きで、愛情を持って接することができる人に幼稚園教諭はおすすめです。子どもが好きという想いが根底にないと、続けることは難しい仕事でしょう。

保育士

仕事内容心身の発達を促し、社会性を養い、基本的な生活習慣を身につけさせること
就業時に求められるスキル複数の子どもを同時に見れる
どんなに疲れていても元気な子どもたちと1日過ごせる
就業に必要な資格保育士資格
どんな人におすすめか子どもが好きな人
体力がある人

保育士とは、0歳から小学校入学までの子どもを預かり、基本的な生活習慣を身につけさせる仕事です。

「指定保育士養成施設」という、短大・大学・専門学校を卒業し、保育士資格を取得できます。また、「指定保育士養成施設」以外の学校を卒業し、年に2回実施される保育士試験に合格することで取得も可能です。

保育士は、幼稚園の開園時間が原則4時間と定められていることに対し、11時間と長いことが特徴です。ですので、どんなに疲れていても元気な子どもたちと1日過ごせる体力が求められます。

子どもが好きなことは前提で、自身の体力維持と健康管理に努めていける人はおすすめです。

小学校教論

仕事内容中等教育に繋がる基礎学力を身につけさせ、豊かな人間性を養わせること
就業時に求められるスキル小学校教育の全教科を教えられる
生徒が楽しく学べる学級を作れる
就業に必要な資格小学校教諭免許状
どんな人におすすめか生徒ひとりひとりの良さを伸ばせる人
熱意をもって生徒に向き合える人

小学校教諭とは、担任を持ち全教科を教え、中等教育に繋がる基礎学力や豊かな人間性を養わせる仕事です。教職課程のある学校を卒業し、小学校教諭免許取得後、採用試験に合格する必要があります。

求められるスキルは、小学校教育の全教科を教えられ生徒が楽しく学べる学級作りです。学力を身につけさせるだけではなく、生徒ひとりひとりと向き合うことも必要になります。

熱意を持って生徒に向き合える人にはおすすめです。

中学校教論

仕事内容心身ともに子どもから大人になる不安定な時期に、生徒を正しい道に導くこと
就業時に求められるスキル特定の専門分野を教られる
生徒指導ができる
就業に必要な資格中学校教諭免許状
どんな人におすすめか感受性豊かな心を持つ人
生徒の反抗期に根気強く向き合える人

中学校教諭とは、心身ともに子どもから大人になる不安定な生徒を正しい道に導く仕事です。教職課程のある学校を卒業し、中学校教諭免許取得後、採用試験に合格する必要があります。

わずかな生徒の変化に気付ける感受生豊かな人におすすめです。また、思春期に直面している生徒たちと向き合い、根気強く指導できる人に向いています。

高校教諭

仕事内容生徒ひとりひとりに的確なアドバイスをし、より良い進路に導くこと
就業時に求められるスキル中学校教諭に比べて、よりレベルの高い専門分野を教られる
就業に必要な資格高等学校教諭免許状
どんな人におすすめか生徒の気持ちを理解できる人
生徒の個性や隠れた才能を引き出せる人

高校教諭とは、中学校教諭より学業の専門性が高く、生徒の進路指導も担う仕事です。進学や社会に出る生徒の進路を支えるため、責任や積極的なコミュニケーションが求められます。

また、進路指導はもちろんのこと部活動に参加する生徒の指導も必要です。より広範囲な指導が必要になります。

生徒の気持ちを理解でき、寄り添える人におすすめです。

大学教員

仕事内容専門分野を研究し学会への発表
学部内の分野別セクションのカリキュラムの計画
担当クラスのレベルに合わせた授業計画の作成
就業時に求められるスキル専門知識計画性コミュニケーション力
就業に必要な資格なし
どんな人におすすめか専門分野に対する強い興味と情熱を持ち続けられる人
生徒から信頼されるリーダーシップを発揮できる人

大学教員とは、自身の研究を進めながら学生の教育を行う仕事です。

明確な資格はありませんが、大学での非常勤教員の経験や大学院までの学歴、論文での業績が必要になります。ですので、就職が非常に難しいです。

専門知識はもちろんのこと生徒に分かりやすく伝える計画性やコミュニケーション能力が必須になります。生徒から信頼されるリーダーシップを発揮できる人がおすすめです。

教員といった教員免許が活かせる公務員の仕事をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

養護教論

仕事内容健康管理
心のケア
就業時に求められるスキルコミュニケーション力
観察力
判断力
就業に必要な資格養護教諭免許状
どんな人におすすめか生徒を安心させられる親しみやすさがある人
急病や怪我への対応力がある人

養護教諭は、保健室での処置や生徒が安心して学校生活を送れるよう、学校全体の保健の管理を担う仕事です。養護教諭養成課程のある学校を卒業し、養護教諭免許状を取得後、採用試験に合格する必要があります。

求められるスキルは、生徒の変化を見逃さない観察力や症状の状況に瞬時に対応できる判断力です。また、生徒との関係を良好に築けるコミュニケーション能力が必要です。

生徒を安心させられる親しみやすさがある人にはおすすめな仕事です。

特別支援学校教論

仕事内容障がいを持つ生徒に合った教育計画の作成
教育的支援を必要とする生徒への指導
就業時に求められるスキル各種障がいに関する幅広い知識
生徒ひとりひとりに対して柔軟な対応力
就業に必要な資格小学校・中学校・高等学校または幼稚園の教員の免許状
特別支援学校教諭免許状
どんな人におすすめか知識を学び続ける向上心がある人

特別支援学校教諭は、障がいを持つ生徒に対して学習支援や生活支援を行う仕事です。小学校・中学校・高等学校または幼稚園の教員の免許状と特別支援学校教諭免許状を取得する必要があります。

求められるスキルは、各種障がいに関する幅広い知識と生徒ひとりひとりに対して柔軟な対応が必要です。

保護者としても障がいのある生徒を預けているので、幅広い知識を学び続けられる人におすすめです。

スクールカウンセラー

仕事内容生徒のカウンセリング
就業時に求められるスキル生徒と良好な関係を作れるコミュニケーション能力
話をじっくりと聞ける傾聴力
就業に必要な資格臨床心理士または精神科医
どんな人におすすめか生徒にとって相談しやすい環境を作れる人
問題解決能力がある人

スクールカウンセラーは、学校に通う生徒の心のケアをする仕事です。具体的に、友人関係や学業のストレス、家庭環境の問題など幅広い課題に対応します。

就業に必要な資格は以下のいずれかに該当する人です。

  1. 財団法人日本臨床心理士資格認定協会の認定に係る臨床心理士
  2. 精神科医
  3. 児童生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有し、学校教育法第1条に規定する大学の学長、副学長、教授、准教授又は講師(常時勤務をする者に限る)の職にある者又はあった者

参考:文部科学省

スクールカウンセラーは、生徒と関係を作れるコミュニケーション能力や話を聞ける傾聴力が求められます。それほど生徒にとって居心地の良い環境は大切です。

生徒優先で動ける人にはおすすめの仕事です。

上記のような教員免許が活かせる教師以外の仕事をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

塾講師

仕事内容生徒の学力に合わせた学習指導
就業時に求められるスキル分かりやすく指導できる力
生徒のやる気を引き出す力
就業に必要な資格なし
どんな人におすすめか教えることが好きな人
生徒や保護者と円滑なコミュニケーションが取れる人

塾講師は、生徒の学力に合わせた学習指導をする仕事です。明確な資格はありませんが、指導する立場として大学卒業以上の学歴が求められます。

人に教える仕事なので、分かりやすく教えられる指導力や生徒のやる気を引き出す力が必要です。

塾講師は、教えることが好きな人や保護者とも円滑なコミュニケーションが取れる必要があります。面倒見が良い人におすすめです。

なお、英語科目に特化した講師に興味がある人は次の記事を参考にしてください。

教育情報化コーディネーター

仕事内容学校でICTの活用を目指すための立案や環境整備
就業時に求められるスキル教育の情報化の現状を理解し、解決案を出す力
就業に必要な資格なし
どんな人におすすめか学校教育に関する理解がある人
課題解決能力がある人

教育情報化コーディネーターは、学校でICT化を目指すために立案や環境整備をする仕事です。たとえば、学校でICT機器の導入がスムーズに行われるよう、教育委員会に助言をします。

就業に必要な資格はありませんが、教育情報化コーディネーター試験の資格取得により就職が優位に進みます。

学校教育に関する理解があり、現状をより良くする解決案が出せる人におすすめな仕事です。

自分にあう教育業界の職種を選ぶポイント3つ

なかには、どの職種が自分にあうか判断できない人もいますよね。

そこでここからは、自分にあう教育業界の職種を選ぶポイントを、3つにまとめて紹介します。

  1. インターンに参加してみる
  2. バイトとして働いてみる
  3. 実際に働いている人の話を聞いてみる

ポイント1:インターンに参加してみる

インターンに参加してみる

自分に合う職種を選ぶには、実際にインターンへの参加が重要です。仕事の向き・不向きは、職場環境や業務内容との相性によっても大きく変わります。

たとえば、マーケティングに興味がある人がインターンに参加すれば、データ分析や企画立案などの業務を実際に体験できます。その結果、「思っていた仕事と違った」と気づくこともあれば、「やはり自分に向いている」と確信することが可能です。

このように、自分にあう職種を見つけるためにはインターンを通じて実務を経験し、自分の適性の確認が有効です。教育業界のおすすめインターン先を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

ポイント2:バイトとして働いてみる

バイトとして働いてみる

自分に合う職種を選ぶには、実際にバイトとして働いてみることが大切です。どんなに興味がある仕事でも、実際の業務内容や職場環境があわなければ長く続けるのは難しくなります。

そのため、バイトとして働いてみることで自分に向いている仕事かどうかの判断が重要です。

たとえば、実際に飲食店でバイトを経験することで自分が人と接する仕事を楽しめるのかを判断できます。また、アルバイトを通じて社会人としての基礎的なスキルも身につくため、将来の就職にも役立ちます。

このように、バイトを通じて実際の業務を経験し、自分の適性を確認することが有効な方法の1つです。

ポイント3:実際に働いている人の話を聞いてみる

実際に働いている人の話を聞いてみる

自分に合う職種を選ぶには、実際にその仕事をしている人の話を聞くことが重要です。求人情報や業界研究だけでは分かりにくく、現場で働く人の声を聞くことでより具体的なイメージを持てます

たとえば、現場の人に話を聞けばやりがいや苦労、求められるスキルを理解しやすいです。また、実際に話を聞くことで事前にギャップを埋めることができ、ミスマッチを防ぐことにもつながります。

このように、自分にあう職種を選ぶためには実際に働いている人の話を聞き、知ることがとても有効です。

教育業界の職種によくある疑問

教育業界の学生が就職するにあたって、出てくる疑問や不安があるかと思います。ここからは、教育業界の職種によくある疑問を3つ解説します。

  1. 就業に教員免許は有利に働く?
  2. 教育学部という肩書きは就活で不利になる?
  3. 教育業界はこの先も将来性ある?

就業に教員免許は有利に働く?

就業に教員免許は有利に働く?

就職において教員免許が有利に働くとは限りません。教育分野以外の企業では、採用基準として求められることが少なく、専門的な資格が優先される場合が多いです。

たとえば、エンジニア職では教員免許を持っていても、仕事内容とつながらないため評価になりにくいです。企業が求めるスキルや経験と一致しなければ、選考で強みとしてアピールしづらくなります。

教員免許を活かしたい場合はそこから何を学んだのかアピールする必要があるため、志望動機が重要です。

就職活動における教員免許の有効性をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

教育学部という肩書きは就活で不利になる?

教育学部という肩書きは就活で不利になる?

就職において教育学部が不利になることはないです。教育学部で学ぶ指導力やコミュニケーション能力は、多くの職種で活かせます。

たとえば、営業職では相手の理解度を考慮しながら説明する力が求められます。そこで教育学部で培ったスキル、顧客対応やプレゼンテーション能力が重要です。

また、組織運営やマネジメントの知識も、管理職を目指す際に役立ちます。教育学部の学びを応用すれば多様な分野で活躍できるため、業界選びが重要です。

就職活動における教育学部の有効性をより詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

教育業界はこの先も将来性ある?

教育学部には高い将来性があります。学ぶ内容は教育分野に限らず、社会で役立つスキルを多く含んでいるためです。

たとえば、教育学部で学べる指導力やコミュニケーション能力は、企業の研修や人材育成で活かせます。営業や接客業でも、相手に分かりやすく伝える力が求められます。

さらに、組織運営やマネジメントの知識は、管理職やリーダー職にも有効です。教育学部で培った力は、多様な業界で評価されます。

まとめ

今回は、教育業界の職種や具体的な仕事内容、自分にあった職種の選び方について解説しました。

教育業界といっても、数ある職種の中から自分にあった職種を選ぶことは難しいです。実際に、関連するインターンやバイトに参加することや働いている人の話を聞きましょう。

また、教育業界は高い将来性があるので安心して就職活動を行なってください。

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