教育業界のインターンシップおすすめ7選！特徴や参加条件も紹介

この記事では先行を突破するコツや参加する際の注意点も交え、教育業界のおすすめインターンシップを紹介します。

教育業界のインターンシップとは

教育業界のインターンシップとは、学校現場や塾などの学習や受験に関わる教育現場に参加できる就労体験です。

教育業界は、教師や塾講師など進学向けの教育と、資格取得など社会人向けの教育にわかれます。人に直接教える仕事もあれば、通信教育や勉強アプリなどの教材作り・プログラミングに携わることも教育業界の仕事です。

教育業界のインターンでは、教育機関や教育関連企業で次のような職種を体験できます。

• 講師
• 営業
• マーケティング
• 企画開発
• エンジニア

少子高齢化で教育を受ける子どもは減少傾向ですが、教育は時代と共に常に変化しています。実際、教育現場では、コロナ禍をきっかけにe-ラーニングなどのオンライン教育が注目されました。タブレットを活用したICT教育も普及しています。

教育は人間が生きる力を育てるのに必要不可欠な分野です。教育業界は今後も一定の需要を保ち続けます。

教育業界のインターンシップにまつわる基礎知識

インターンシップとは「自己の適性を把握するため」「仕事の内容を理解するため」の就業体験です。近年では就職活動の一環としてインターンシップに参加する人も多いです。

ここからは教育業界のインターンシップの種類や特徴を解説します。

• 参加条件
• インターンの種類
• インターンに参加する割合

インターンシップにまつわる基礎知識を理解した上で、参加したいインターンシップを探しましょう。

参加条件

教育業界のインターンシップにおける参加条件は、教育に関心があることです。

インターンは誰でも参加できる就労体験ですが、各業界が求めている人材は決まっています。教育業界は次のような人材を求めています。

• 教育について熱い思いがある
• 教育業界が気になる
• 子どもと関わることが好き
• 人の成長に興味や関心がある
• 人に教えることにやりがいを感じる
• 新しいことにチャレンジすることが好き

教員を目指しているのであれば、小中学校でのインターンや塾講師が体験できるインターンがより実践的で最適です。

教員を目指していなくても、人に何かを教える職業や人材育成に関わる仕事に興味がある人は教育業界に向いています。プログラミングやICTに興味がある人も教育業界で活躍できます。

インターンの種類

インターンは、1日（1day）・短期・長期と期間ごとで3種類に大別されており、それぞれ特徴が異なります。

	期間	内容	特徴
1dayインターン	1日	企業説明会	・多くの企業情報が効率よく収集できる ・具体的な体験はできない
短期インターン	2日~	グループワーク	就活時の選考フローが一部免除になる場合がある
長期インターン	3ヶ月~	実務実践型	・実務を通してスキルが身につく ・学業との両立が難しい

1dayインターンは主に企業が自社をアピールするための説明会です。内容としては説明会や社員との座談会が設けられていることが多いです。

その企業で働く人の生の声を聞くことで、企業の雰囲気を感じられます。応募すれば誰でも参加できることが多く、さまざまな企業の情報を効率よく収集できることがメリットです。

短期インターンは2日〜2週間程度のプログラムです。内容としては企業説明会に加え、グループワークなどの取り組みが用意されていることが多いです。

企業側はグループワークでの様子をみて、優秀な人材と接触することを目的にしています。そのため、就活の選考が一部免除になる場合もあります。

長期インターンは、3ヶ月以上実施されているものです。社員の一員として仕事を任されることが多く、実践的なスキルを身につけられます。

業界への理解を深めるために最適なインターンです。企業側は即戦力となる人材を確保するために、長期インターンを開催しています。長期インターン参加者には、就活の選考が一部免除になったり、直接内定につながったりする特権があります。

インターンに参加する割合

インターンに参加する学生は年々増加傾向です。就職みらい研究所の就職白書2023によると、近年は約75％の学生がインターンを経験していることがグラフからわかります。

また、80％以上の企業がインターンシップ参加者から内定者を出していることが、下記のグラフからわかります。インターンに参加すると、内定をもらえる可能性が高くなる傾向です。

インターンに参加することは就職活動の大きな後押しとなります。インターンに参加する割合は今後も増加することが予想されます。

教育業界のインターンシップに参加する3つのメリット

前述した通り、インターンに参加する学生の割合は多いです。しかし、周りの友達に合わせて「なんとなく自分も」というあいまいな目的で参加しても意味がありません。

教育業界のインターンに参加することは、就職活動を成功させる大きな機会となります。

ここからは、教育業界のインターンシップに参加するメリットを3つにまとめて紹介します。

• 社会人としてのスキルが身につく
• 将来のキャリアプランが見える
• 就活や内定につながる可能性がある

メリットを理解した上で、自分に合った教育インターンを経験していきましょう。

社会人としてのスキルが身につく

特に長期インターンでは、社会に必要なスキルが学生のうちに身につきます。社員の一員として、実際の業務を担うことで、スキルを習得できる環境に身を置くことになるからです。

たとえば、仕事のメールの書き方や敬語の使い方など、就活にも役立つスキルが習得できます。座学だけでは身につきにくいスキルが実務を通して自然に身につけられることは大きなメリットです。

また、教育現場では直接子どもと接する場面も出てきます。児童生徒とのやり取りは座学では習得できない重要な経験です。実際に就職してから最も大事なスキルになります。

インターンで培った知識やスキルが今後の就職活動や入社後に役に立つことは間違いありません。

将来のキャリアプランが見える

教育インターンに参加することで、自分の働くイメージを想像できます。教育に興味があっても、どのような仕事内容が向いているのか、実際に働いてみないとわからないことが多いです。

人に直接教えることが向いているのか、間接的にサポートする仕事が向いているのかなどを確かめられます。

長期インターンでは、実際に業務を任されることで、自分の将来の姿と重ね合わせられます。

短期インターンでは、一緒にグループワークをする学生や説明会で出会う社員の人たちとの触れ合いを大事にしましょう。インターンで出会った人たちが、将来の先輩や同期になるかもしれません。どのような雰囲気の職場で、どんな人たちと働くのかが想像できます。

就労体験をすることで、将来のキャリアプランが見えるとともに、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

就活や内定につながる可能性がある

インターンシップ参加者は、就活で優遇される可能性が高い傾向にあります。なぜなら上記の章「インターンに参加する割合」でも説明した通り、およそ80％の企業がインターンシップ参加者から内定者を出していることがわかるからです。

たとえば、短期インターンでは就活の選考フローが一部免除されることがあります。長期インターンでは早期に内定をもらえる可能性もあります。

必ずしも、すべてのインターンシップで優遇措置があるとは限りません。しかし、内定を得た学生の中で、インターンに参加した学生の割合が多いことは事実です。インターンシップに参加した経験は、就活を成功させる手助けとなります。

教育業界のインターンシップ先おすすめ8社

ここからは、教育業界でおすすめのインターンシップ先を、厳選して8社紹介します。

• リザプロ株式会社
• ベネッセコーポレーション
• 株式会社ナガセ
• 河合塾
• 株式会社臨海
• 株式会社さなる
• なごや教職インターンシップ
• Teach for Japan

企業や教育機関などざまざまな特徴があるので、興味あるインターンを探してみましょう。

リザプロ株式会社

教育ベンチャー企業「リザプロ株式会社」の有給インターンは、英語を活かした仕事に就きたい人・学生のうちから経営や実務を経験したい人におすすめです。

インターンを通じて、社会人に必須となるビジネススキルの習得はもちろん、次のような経営に関わる重要実務を挑戦・経験できます。

• マーケティング：マーケティング戦略の立案、Web広告の運用など
• 新規事業の立ち上げ：事業の提案・推進・運営など
• 現場で使用する教材の開発：教材の開発・刷新など
• 留学生の引率：20名以上の小中高生の引率・管理など
• 経営企画：データを用いた業績の分析・改善案の立案など

性別・学年を問わずさまざまな学生が活動しているため、時期や年齢などを気にせず参加可能です。

また、大学生活の合間に参加できるため、インターンを始めたことで学業が疎かになる心配はありません。実際に、多くのインターン生が学業とインターンを両立しています。

約1ヶ月の研修期間を経て実務に挑戦できるリザプロ株式会社のインターンなら、入社後に即戦力として活躍できるスキルが身につけられますよ。

＼ インターン中は時給手当あり ／

インターン期間	1ヶ月~ ※週4日勤務/17~22時が主な稼働時間
給与/手当	・1140円〜2000円(成果やスキルに応じた昇給あり) ※別途、交通費は支給(諸条件あり)
インターン内容	マーケティング戦略の立案、Web広告の運用、新規事業の立ち上げ、教材開発、留学生の引率、経営企画 など
インターンの対象者	高校3年生(満18歳)~修士2年生
インターンの参加条件	英検準1級以上を取得している方 (その他の資格保有者は要相談)
アクセス/所在地	住所をタップすると、Googleマップに移動します。 東京都新宿区神楽坂3-1 あさひこビル3F・4F

ベネッセコーポレーション

ベネッセコーポレーションは、通信教育事業や出版事業を行う大手教育企業です。幼児から社会人向けまで幅広い教育を展開しています。

ベネッセのインターンは、全プログラムで本選考優遇のチャンスがあることが魅力です。業界1位を誇るインターンシップであるため、倍率は40倍を超えるほど人気が高いです。

インターン期間	1~3日
インターン内容	企画立案・グループワークなど
インターンで 体験できる職種	宣伝・広報、調査研究・マーケティング、経営企画、企画・商品開発、広告デザイナー
インターンの対象者	大学3年生
インターンの参加条件	Webテスト受検
アクセス/所在地	本社・支部をタップすると、Googleマップに移動します。 ・本社 岡山市北区南方3-7-17 ・東京本部 東京都多摩市落合1-34 ※その他、全国に支社あり。詳細はこちら。

株式会社ナガセ

株式会社ナガセは東進ハイスクール、四谷大塚、イトマンスイミングスクールなどを展開する民間最大規模の教育機関です。

「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」という企業理念の下、幼児から社会人まで一貫した教育を展開しています。人間力を鍛え、日本や世界の発展に貢献する次代のリーダー育成に取り組んでいます。

インターン期間	1~2日
インターン内容	1時間セミナー・2DAY企業理解・1DAY仕事体験
インターンで 体験できる職種	宣伝・広報、経営企画、企画・商品開発、営業(個人向け既存顧客メイン)、講師・インストラクター
インターンの対象者	学年不問(大学1~2年生可能)
インターンの参加条件	選考なし(抽選)
アクセス/所在地	本社をタップすると、Googleマップに移動します。 ・本社 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-29-2 ※その他、全国に支社あり。詳細はこちら。

河合塾

河合塾は、予備校での大学受験指導を中心に、さまざまな教育サービスを展開しています。

全国最大規模での模擬試験、教員を対象とした教育研修、学校改革に向けたコンサルティングなど、様々なビジネスを創造し続けている企業です。

インターン期間	1日
インターン内容	グループワークなど
インターンで 体験できる職種	宣伝・広報、企画・商品開発、営業(法人向け既存顧客メイン)、編集・制作、講師・インストラクター
インターンの対象者	大学1~既卒3年生まで可能
インターンの参加条件	先着順
アクセス/所在地	住所をタップすると、Googleマップに移動します。 東京都文京区音羽1-19-18 東京都助産師会館6F

株式会社臨海

株式会社臨海は、学習塾・個別指導・臨海グローバルを運営している企業です。小学生・中学生・高校生を対象に受験指導からテスト対策まで幅広く対応しています。

効果的な学習で、中学受験、高校受験、大学受験で著しい合格実績を出し続けています。

インターン期間	1~5日
インターン内容	会社説明会・塾講師実践など
インターンで 体験できる職種	一般事務・営業事務・アシスタント、営業(法人向け新規開拓メイン)、販売スタッフ・接客、講師・インストラクター、教師
インターンの対象者	学年不問(大学1~2年生可能)
インターンの参加条件	エントリー・説明会参加
アクセス/所在地	住所をタップすると、Googleマップに移動します。 神奈川県横浜市神奈川区金港町8-8 臨海本社ビル

株式会社さなる

株式会社さなるは、予備校や進学ゼミナールなどの学習塾を展開しています。小学生・中学生・高校生の学習及び進路指導を行う教育関連サービス企業です。

「最大であるよりも最良であることを誇れ」をモットーに「最高の教育」を目指しています。さなるの求める人物像は「人間的魅力」にあふれるリーダーです。

インターン期間	1日
インターン内容	セミナー・模擬授業体験など
インターンで 体験できる職種	企画・商品開発、講師・インストラクター、保育士、幼稚園教諭、教師
インターンの対象者	大学3年生
インターンの参加条件	先着順
アクセス/所在地	住所をタップすると、Googleマップに移動します。 東京都新宿区西新宿3-2-8

なごや教職インターンシップ

なごや教職インターンシップは、教員を志望する大学生などを対象に、名古屋市内の幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校で教員の仕事を実際に体験する機会を提供します。教員の仕事に対する理解を深めることを目的としています。

なごや教職インターンシップの活動を1年間で30回以上、または2年間で50回以上参加した人には、名古屋市立公立学校教員採用選考試験の1次試験に特例が設けられる予定です。

インターン期間	週1回2時間以上・半年~1年間
インターン内容	教科指導・給食指導・清掃指導の補助・行事サポート
インターンで 体験できる職種	教師
インターンの対象者	大学1年生から
インターンの参加条件	面接
アクセス/所在地	住所をタップすると、Googleマップに移動します。 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号

Teach for Japan

Teach for Japanは、日本の教育格差を解消することを目指す非営利団体で、主に若者を教師として学校に派遣するプログラムです。

「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」をビジョンとしています。優秀な人材を教育現場に送り込み、子どもたちの学びの機会を広げることを目指しています。

インターン期間	週1回・3~5ヶ月間
インターン内容	教育プロジェクト、教師
インターンで 体験できる職種	教師
インターンの対象者	学年不問
インターンの参加条件	先着順に面談
アクセス/所在地	住所をタップすると、Googleマップに移動します。 東京都渋谷区初台1丁目51-1 初台センタービル812号室

教育業界のインターンシップ選考を突破する3つのコツ

インターンによっては選考がある場合があり、応募するだけで参加できるとは限りません。「とりあえず応募してみよう」では選考に通過することは困難です。

ここからは、インターン選考を突破するためのコツを、3つにまとめて解説します。

• 自己分析で価値観を明確にする
• 企業が求める人物像と志望動機をマッチさせる
• 面接練習で受け答えを極める

上記のコツを押さえて、選考を通過する可能性をあげましょう。

コツ1：自己分析で価値観を明確にする

インターンに参加する際には、自己分析をして、自分の強みや価値観を明らかにすることが必須です。自己分析をせずに企業に応募しても、自分の魅力や熱意を伝えられずに選考落ちするおそれがあります。

自己分析では「なぜ教育業界で働きたいのか？」という思いを深掘りすることが大切です。過去の経験や思いを振り返り、具体的なエピソードを書き出します。

たとえば、次のように自分の強みや頑張った経験から将来の目標を伝えましょう。

• 自分の強みは学習意欲があるところです。
• 挑戦すること、成長することを大切にしています。
• 高校時代は毎日3時間の予習・復習を継続することで、志望校合格につなげました。
• 将来は教育現場で、継続的な学びと発展を追求することで貴社に貢献したい。

自己分析をするときは、小学校・中学校・高校など各フェーズでの出来事を書き出します。それぞれの時代の出来事を書き出すことで、自分の強みや興味の共通点が見えてきます。

「自分はなぜこのインターンに参加したいのか」の目的を明確にして、インターンに参加することが大切です。

コツ2：企業が求める人材像と志望動機をマッチさせる

インターン選考に通過するためには、企業研究をして求められる人物像と自分を合わせることが重要です。企業の知識がないまま応募しても、志望理由が浅く、選考で落とされるおそれがあります。

企業研究では企業の強みや特徴を理解し、競合他社との違いを明確にします。次の項目を重点的に調べてノートなどにまとめるとよいです。

• 基本情報
• 経営理念
• 事業内容の特徴
• 企業の強み
• 同業他社との違い
• 求める人物像

企業研究のデータをもとに、自分のエピソードや目標と掛け合わせることが大切です。

	企業	自分のエピソードや目標
事業内容	大学受験などの教育サービス	地域や学校によって受験に関する情報の格差があることを感じている
企業の強み	・蓄積してきたデータ量の多さ ・専門知識の高さ	進路選択に悩む高校生に対し緻密なサポートができると確信している
求める人物像	一人ひとりの生徒のために教育を追求する人	報提供だけでなく、パートナーとして支援し、生徒たちの希望進路の実現に貢献したい

企業の特徴を理解し、企業が求める能力や人物像に自分を合わせていくことで、企業側に好印象を与えられます。なお、教育業界の大手企業や教員免許が活かせる企業を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

コツ3：面接練習で受け答え方を極める

インターン選考に受かるためには、面接対策が重要です。企業は面接を通して、学生の熱意や求める人材であるかを判断します。面接では次のようなことを聞かれるので、準備しておくことが大切です。

• 自己紹介・自己PR
• 自分の長所短所
• 学生時代に取り組んだこと
• インターン志望動機
• インターンで学びたいこと
• 将来の目標・キャリアビジョン

自己分析をした結果から、上記の内容をまとめておきます。面接では「なぜこのインターンに参加したいのか」「インターンで何を得たいのか」を重点的にアピールすることが大切です。

面接するときは、相手にわかりやすく伝えられるようにPREP法を用います。PREP法とは次の順で説明をする方法です。

1. 結論
2. 理由
3. 具体例
4. 結論

PREP法で説明することで、説得力のあるメッセージを伝えられます。面接官の目を見て、ハキハキと受け答えができるように練習を重ねることが必要です。

教育業界のインターンシップに参加する際の注意点

インターンシップに参加する際に、注意すべきことがあります。なぜなら、参加時の行動次第で、就職選考や内定に影響を及ぼすからです。

ここからは、インターンシップを有意義なものにするために、押さえておくべき3つの注意点を解説します。

• 学生気分で参加しない
• 服装は指定に合わせる
• 柔軟性かつ自主的に行動する

注意点を押さえつつ、万全な準備でインターンに参加できるようにしましょう。

注意点1：学生気分で参加しない

インターンシップに参加するときは、けして学生気分のまま参加しないように意識することが重要です。インターンシップは就業体験ですが、社会人の一員としての立ち振る舞いが求められます。

たとえば、言葉遣いや時間管理の徹底がポイントになります。インターン先の企業では、学生が気持ちよくインターンに参加できるように気さくに接してくれる場合があります。しかし、相手は社会人の先輩です。友達感覚で話をしたり、流行りの言葉遣いを使ったりしないように気をつけることが大事です。

また、遅刻や無断欠席は迷惑行為となるので、絶対にやめましょう。時間を守れない人は「仕事ができない」「信用できない」という印象を与えます。遅刻をしないように努力することが前提ですが、万が一遅刻する場合は事前に報告することを忘れてはいけません。

インターンに参加するときは、自分は社会人であるという認識で臨むことが重要です。

注意点2：服装は指定に合わせる

インターンでは服装にも注意をしなければなりません。企業によっては、「スーツでお越しください」「私服でお越しください」など服装の指定をする場合があります。

たとえば「カジュアルな服装でお越しください」という指定が合った場合に求められる服装は「オフィスカジュアル」です。決して「カジュアル＝Tシャツにジーパン」といったラフな服装ではないので注意しましょう。「私服OK」と記載されていても、社会人として働く上での服装を心がける必要があります。

特に教育業界で働くということは、生徒の見本になることにもつながります。時には保護者と接することも考えられるので、TPOに合わせた服装にすることが大切です。

注意点3：柔軟性かつ自主的に行動する

教育インターンに参加する際には、自主的に行動することが大切です。なぜなら、企業は学生の主体性や思考力を観察し、優秀な人材を求めているからです。

社会人になれば、学生の頃のように先生の指示を待つだけでは済みません。自ら考え、行動できる人材を企業は求めています。

特に教育現場では予期しない事態が発生することが多いです。臨機応変に対応する能力が必要になります。インターンで自主的に行動できることをアピールできれば、就職活動でも有利にはたらくことは間違いないです。

まとめ：教育業界のインターンを通して自分の適性をみつけよう

教育業界のインターンに参加することは、自分の興味や適性を把握できる貴重な機会となります。自分の働く姿をイメージできたり、入社後のミスマッチを防げたりと、インターンに参加するメリットは大きいです。

短期インターンでは、多くの企業の情報収集が効率よくできます。長期インターンでは、実務経験をすることでスキルアップにつながります。

それぞれのインターンの特徴を理解して、自分に必要な教育インターンに参加できるとよいでしょう。教育インターンに参加することは、就活の大きな一歩となります。